

春は羽アリが目につく季節。「我が家はシロアリ大丈夫かしら」と気にかかります。でもシロアリの活動は一年中。気付かない間に取り返しのつかないことになっているかもしれません。
ヤマトシロアリは日本のほぼ全域に生息しており、木材への加害も広く知られていながらも、家を持つ際、定期的なメンテナンスの一つとして床下(シロアリ)対策を計画に組み込んでいらっしゃる方が少ないのはなぜでしょう。その理由の一つに、シロアリが普段人目につかないところで活動していることも大きく関係していると思われます。
意外と知られていませんが、阪神淡路大震災で倒壊した建物の7割がシロアリ被害を受けていたという調査結果もあり、『シロアリと耐震』『住まいの安全性と床下メンテナンス』は疎かにできないものだと感じます。
シロアリは3億年もの歴史を持つ昆虫です。被害の出にくい材料や構造も研究されておりますが、被害が皆無になることはないでしょう。人とシロアリが知恵比べをしつつ、上手に棲み分けをしながら共存できる方法を模索していくことも、私たち作り手、住み手である人間に求められているものなのかもしれません。
■おすすめするメンテナンス
〈薬剤散布をする場合〉5年毎のメンテナンス
〈薬剤に頼りたくない場合〉床下健康診断(有料診断)
不具合の早期発見・早期対応を目的としたものですから、できれば毎年受けた方がいいでしょう。被害を発見した場合は、薬剤による駆除になりますが、早期発見しやすいので薬剤使用量を抑えることができ、人や環境への負荷が少なく済むこともメリットです。
環境に優しい薬剤使用の床下専門業者 アイ・エコアップ
~2011年5月発行 LC通信 vol.2 『colmun』より~