コンセプトハウス

通り土間のある住まい

久保田 英之 | 久保田英之建築研究所

家族の絆のあたたかさ

あたたかいという言葉には、南からの陽が家を暖めてくれる温熱環境の“暖かさ”もあれば、木の温もりの様にその素材が醸し出してくれる“温かさ”もあります。

その中で、私たちが一番求めているのは、家族の心と心・・・“絆のあたたかさ”ではないでしょうか。

それは、日本という自然に恵まれた風土のなかで、季節の移ろいを五感で感じ、心を豊かにすることのできる空間の“あたたかさ”かもしれません。

日本の文化にはその昔、“ハレとケ”、“オモテとオク”と言った生活空間の区分けがありました。人を大切にする日本人のおもてなしの心であったのかもしれません。

私たちのなかに流れるおもてなしの心と、日本建築がもっている昔ながらの土間空間で、家族がお互いの気配を感じながら気持ちよく暮らすことが出来る日本固有の住空間の文化を継承していくことがとても大切だと思っています。

この住まいの設備は、太陽光のソーラーの導入、エネファーム、そしてW発電モニターと、環境に配慮したエネゴリ君が住む家を想定しています。環境に配慮した吹き抜けのあるワンルーム空間だからこそできるシステムだと思い提案致します。

 


通り土間はキッチン・洗面・浴室の水廻りへと繋がっています。家事動線をまとめながら回遊性のあるプランで住まいにゆとりを生み出しています。

太陽光パネルの設置を考慮し、南勾配の屋根となっています。自然の恵みを受け、環境に優しい住まいがコンセプトです。

 

こんな風に暮らしてほしい

私達は家族の絆のあたたかさをテーマに、L字型の通り土間を挿入しました。住まいの中心となるリビング・茶の間を囲むように土間を配置することで、回遊性と生活動線を作り出し、リビングの上部には吹抜を設けホームステーションを配置しています。家族がおおらかにお互いの気配を感じながら気持ち良く暮らして欲しいと思います。

建築概要
□ 構造・規模
木造2階建て

□ 想定敷地面積
224㎡(67.7坪)

□ 建築面積
1階 66.72㎡ (20.2坪)
2階 50.66㎡ (15.3坪)
合計  117.38㎡ (35.5坪)

予定価格 2400万円

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