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2012年2月号 三重住まい情報vol.224 『建築家に聞く納得の家づくり』 テーマ3

「実際に建っている家を見てみたいんだけど…?」

<advice1> 村林桂建築設計事務所 村林桂

実物を見て体験して考えることが大切
 マイホームを建てるにあたって、実際にどんな家がどんな
人達によってつくられているのか、実物を見て体験して考え
ることがとても大切です。毎日、テレビから流れるCMや新聞
折込みなどの写真、カタログなどを参考にするのもお手軽で
すが、写真と実物は違う所がある場合もあるということを念
頭においてください。写真を見て素敵だなと感じた建物でも
実際に見に行ったら良くなかったという話をよく聞きます。
まず自分の足で見学に出かけて、その場所の空気を感じ、生
活している人の話を聞き、自分の生活をイメージすることが
大切です。しかし、住宅の場合、外観は簡単に見ることができ
ますが、内観や庭はその建築主と知り合いでもない限りめっ
たに見ることができません。

労力を惜しまずこだわりを持って見学会に行こう
 今は新聞折込みだけでなくホームページでも毎週のよう
にオープンハウスの開催予告が流れています。また、その期
間でなくても見学希望に応じてくれる場合もあります。ただ、
建築家や工務店は営業や広報が苦手な人たちが多いので、注
意深く根気よくホームページなどを辿る必要があります。高
価な買い物ですからそれくらいの労力は惜しまないでくだ
さい。きっとあなたの感性の琴線に触れる住宅に出会うこと
ができるでしょう。

<advice2> 奥野建築事務所 奥野美樹

住宅の建設や購入を検討されている方の中には、具体的な
イメージが湧かずに考えがまとまらないとお悩みの方がい
らっしゃいませんか?そんな時には、実際の建物や空間を見
てみると解決できることがよくあります。ここでは実物を見
る方法と注意点をご紹介します。

工事現場に行ってみる!
 工事現場は管理者の全面的な責任のもとに置かれ、原則と
して関係者以外は立入禁止です。その為、一般の方が見学で
きる機会は少ないでしょう。既にお家を発注され工事途中の
方は、現場管理者に申し出てください。それ以外の方は、設計
士や工事業者にご相談ください。私の携わった工事では、熱
心な方の場合のみ立入を許可しております。その場合、安全
装備をして現場管理者の立会いの上で見学して頂きます
(大概にして無料です)。

 工事現場では、次の3点に注目してください。
1.工事現場がきれいか?
 (整理されている現場は工事が上手です)
2.使用材料がきれいか?
 (半端物や割れたものを使っていないか?)
3.納まりがきれいか?
 (納まりとは接合箇所の仕上や配置のことです)
これは、ハウジングセンターやオープンハウス見学の時も
同様に当てはまるポイントです。構造や設備に詳しい知識
がなくても、この3点に注目してご覧頂くとよく分かると
思います。

最後に
  実際の建物を見学した時に、工事に携わった方(工事管理
者や専門業者、設計士など)とお会いする機会があれば、ぜ
ひお話をしてみてください。その方が、誠実で建物への情熱
が溢れる人であれば、間違いなく良い建物が出来上がって
います。

三重住まい情報
2012年2月 Vol.224
編集・発行/三重情報株式会社

◆前回の記事◆
>> Vol.223 テーマ2 「この土地にどんな家が建つんだろう…?」
>> Vol.222 テーマ1 「なにから始めよう・・・?」

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